開催時間が1時間の花火大会を見に行って最初の10分で飽きることもあれば、
2時間もある花火大会を見終わってまだまだ見足りないこともある。
PLの尺玉連打は3分で飽きるけど柏崎の尺玉300連発はもっと見たいと思ってしまう。
なぜだろう?
花火大会は実際に見てみないと分からない部分が多く、時間と予算が潤沢で あれば色々見て回ることもできますが、ほとんどの人はそういうわけにもいかず、 数ある花火大会の中からいくつか絞って見に行くわけです。 で雑誌や花火ポータルサイト等で情報を集めてどこへ行こうか決めたりするわけですが、 僕の経験からするとそういった情報源は大抵当てにならない。特に発数は見るだけ無駄。 それよりも個人の花火ファンのサイト・ブログの方が大いに参考になります。 そういうわけで僕も1花火ファンとして、今まで見た花火大会の印象を書いておこうと思います。 評価は完全に独断と偏見によります。花火内容は毎年変わりますし、花火業者が 変わることもあります。また最後に観てからかなり経っている大会もありますので参考程度にお願いします。 不定期更新。
僕と好みが似ていれば以下の評価は大いに参考になるでしょう。僕と好みが異なる方はあまり参考にならないと思います。
大会名 | オススメ度 | コメント |
---|---|---|
男鹿日本海花火 | ★★★★★★★ | 北日本花火興業。とても心温まる花火大会で、 もしかしたら「感動日本一」は赤川ではなくこの男鹿かもしれない。 花火内容そのものは伸び代がある。 |
大曲の花火 | ★★★★★★★★ | ノーコメント |
北上みちのく芸能まつり | ★★★★★ | 北日本花火興業&小松煙火工業。 小玉中心でボリュームもあまりないけど質はなかなか。 プログラムも練られていて飽きない。 |
赤川花火大会 | ★★★★★★★★★★ |
2018年現在、非常に勢いがある大会で規模拡大傾向。花火ファン必見。
ミュージックワイドスターマインの質・量がずば抜けている。日本一。
全国の有名煙火店による5台の大規模ミュージックワイド、
事故の影響により、しばらく間2尺玉の打ち上げはやめるようです。 一応競技会だが、プログラム構成が良いので競技会特有の単調さをあまり感じない。 問題は風が吹かず煙にやられることが多いこと。 2011、2012、2015は良い風が吹いたが2013、2014と連続で微風or無風だった。 ところで、ここの実行委員会の花火に対する情熱は凄いものがある。 2010年に伊勢の花火サミットを聴講したが、 赤川と長岡の2大会は、花火にかける意気込みが他の大会(大曲、諏訪湖、袋井、他)とは全く違った。 |
酒田花火ショー | ★★★★★★ |
広大な観覧環境、ミュージックスターマインが主体。 2008初観覧時は丸玉屋が担当していてレーザーや火炎放射器を使った軟派な大会だったが、 2009〜2011にイケブンが担当して大化け。渋めの選曲とゆったりした打ち上げのミュースタが素晴らしく、 独特の世界を創りあげていた。2009〜2011の3年間は全国TOP10に入っていたんじゃないかと思う。 しかし2012年に丸玉屋が戻ってきて崩壊。安っぽい演出、花火内容大幅低下、 そして火事発生。確認したところ酒田は3年毎に入札で業者を決めているらしい。 なら当分見なくていいな、と思っていたら翌年から地元安藤煙火店メインになった。 よほど批判が多かったのだろうか。 ポテンシャルはある。再度化ける可能性は十分ある。 |
石巻川開きまつり | ★★★★★ | 芳賀火工。規模は大きくないが、楽しいプログラム。ミュージックワイドあり。 |
新潟まつり | ★★★ | 小玉が多い花火大会でスケール感は無かったことは憶えている。 それ以外はあまり印象に残っていない。 |
長岡まつり大花火大会 | ★★★★★★★★★ |
2017に長岡花火財団に移行して、規模の拡大も内容の進化も止まったようです。
どうも長岡花火財団という組織は、花火に関しては素人で、花火内容そのものにあまり関心が無いように見えます。 ---- 超大規模大会。2016年現在も規模拡大中。 1日を切り取っても相当なスケールなのに、2日連続で開催されるというのがすごい。 内容的には大玉重視で金冠・銀冠が多いという、新潟らしい花火大会。 尺玉は1日あたり数百発レベル(500発前後?)。 天地人花火を始めとするミュージックスターマインが始まって芸術性でも注目されるようになった。 なお、ここのミュージックスターマインは内容がほぼ固定されているため (一応マイナーチェンジはしているが)、初めて行く人は動画は見ないほうがいい。 個人的には正直飽きてきている。飽きたと言っても実際見るとやはり凄いとは思うのだが、 最初の年 (天地人花火であれば2008年のマルゴーのホワイトアウト天地人) の感動と興奮を超えることは無いだろう。 あの時の観客のどよめきや事件感、花火が終わってもしばらくざわざわしていたあの感じは多分もう起きないだろうと思う。 一般には、ミュージックスターマインは枠だけ決まっていて楽曲や 花火は年によって違うのが普通で、よって一つ一つがその時にしか見られない作品である。 しかし長岡のミュージックスターマインは2016年時点では楽曲も花火内容も固定である。 むしろフェニックスの方が年によって 2尺玉を入れてみたりと創意工夫が見られる状態になっている。 観客のマナーがとても良く、ゴミが非常に少ない。 観客数から考えるとありえないレベル。 大会からも観客からも「花火愛」を感じる。 2017年、委員会方式は解消して業務は花火財団に引き継がれました。 2016までの10数年間、藤井委員長のもとで花火内容は大きく進化しましたが、今後どうなっていくのか不安です。 藤井委員長の花火に対する情熱は不可欠だと思うのですが… |
小千谷まつり | ★★★★★★ | ほとんど金と銀しか揚がってないんじゃないかという新潟オブ新潟な大会。 ローカル感満載なのに大玉が多くてスケールが大きいのもまた新潟らしく。 個々の奉納・協賛を大事にしていることは分かるのだが プログラム構成がイマイチ、金銀メインの花火内容とあいまって退屈に感じてしまう。 混雑はメジャーな大会と比べるとほとんど無いと言えるレベル。 |
苗場夏まつり花火大会 | ★★ | よくあるローカル大会で、内容には良心を感じる。単発とスターマイン。 そこそこ大きい玉も上がっていた。 |
ぎおん柏崎まつり | ★★★★★★★★ |
贅沢で豪快な花火大会。しかし繊細でもある。
見所はワイド打ち全部、尺玉100発一斉打ち、3尺玉2発同時打ち、尺玉300連発。
片貝煙火工業1社担当だが玉のバリエーションが豊富。
尺玉300連発なんて300発もあるのに最後まで全然飽きない。
組み合わせの妙、放揚の美学。 しばらく見に行けてないので動画で確認したら2015年でもまだ300連発が進化しているようだ。 玉も良くなっているし放揚パターンもさらに磨かれている。 有料席の販売開始がとても早く(4月)、すぐ売り切れるので注意。 でも無料の観覧エリアは広大なので、少し遠花火になってもよければ券が無くても見る場所はある。 ここの花火の魅力を最大限味わいたいなら有料席で。 進行アナウンスに特徴があって面白い。 |
古河花火大会 | ★★★★★★ |
野村花火工業のミュージックスターマインと三尺が見所。
プログラムとしては大玉あり、ミュースタありとなかなかの構成にも思えるが、
野村花火工業と田熊火工のクオリティの差が非常に大きく、全体としての統一感が全く無い。
1つの花火大会として、もう少しまとまり感が必要だと思う。 あとは投光器の光量が凄いので(ボンボリ型投光器よりも凶悪)、見る場所はよく考えたほうがいい。 チケットは現地でしか売ってないらしく、遠征組にはなかなか厳しい。 |
常総きぬ川花火大会 | ★★★★★★★ |
主催者が相当な花火マニアだそうで、プログラム構成がとてもいい。
また桟敷エリアの通路設定が縦になっていて、トイレに行く人や途中で帰る人が花火観覧の邪魔になりにくい。
全国の花火大会はここを参考にするべき。 難点は、物量的にそれほどでもないことと最大が8号と小さめ。 また8号の打ち上げ場所だけ別になるのでワイドスターマインに8号を 自然な形で入れることができないという問題がある。 内容の濃さの割にチケットは取りやすい。 |
藤岡花火大会 | ★★★★★★ |
5年に1度開催される大会。規模はなかなか大きく、良質な玉がたくさん上がる。
菊屋小幡花火店&紅屋青木煙火店。
2009年の開催では直前に増量したらしく、その影響かフィナーレがグダグダになっていた。
普段のこの2社なら考えられない? 花火内容の良さに比して地元民と花火ファンしか見に来ないため混雑はほとんど無い。 |
神明の花火 | ★★★★★★★★ |
物量面でも質の面でもかなりレベルの高い、バランスの良い花火大会。
ハイレベルな2尺玉数発(山内煙火店)、終盤のミュージックワイドの
「テーマファイヤー」「フィナーレ」が見所。
内容は濃いのに、なぜかほのぼのした感じもある不思議な大会。 齊木煙火本店とマルゴーの2社がテーマファイヤーとフィナーレを1年毎に交互に担当する。 個人的な好みかもしれないがマルゴーのフィナーレの選曲がイマイチ。 大会を締めくくるのにふさわしいとは思えない軽薄な選曲をすることが度々あり、 大会終了後にモヤモヤした違和感のようなものが残る。 齊木煙火本店はセンスはともかくグランドフィナーレらしい曲を選ぶ傾向。 8/7「花火の日」固定開催なので有給を投入しなければならず、 同じく日付固定の長岡と日程が近いため毎年悩むが最近は外している。 |
長野えびす講煙火大会 | ★★★★★★★★★ |
ここを日本一と考える人が居ても不思議じゃない素晴らしい花火大会。規模拡大傾向。
担当煙火店は紅屋青木煙火店と信州煙火工業。この一流煙火店2社でほぼ全ての花火を揚げる。
ミュージックスターマインは日本最高クラス、規模としては他大会でもっと大きいものもあるが内容がとても良い。
終盤の8号100連発も単調な連発ではなくミュージックスターマイン風になっている。
個人的にはこの8号100連発が一番好きなプログラム。 難点は、全体のプログラム構成があまり良くなく、単調に感じられること。 特に新作競技が退屈で、玉は良いが進行が遅すぎる。また音響設備があまり良くない。まず音量が小さい。 そして無料席付近のスピーカーがメガホン型で低品質。 無料席で見ておいて文句は言いたくないので有料席を購入したいのだが、 正面の席はやたら高価で、他方買いやすい価格の席はハス位置になってしまうというのが悲しい。 手頃な価格でそこそこ見やすい席を設定してほしい。 晩秋の長野なので基本的に寒い。体が冷えると楽しくなくなるので防寒はしっかりと。 |
諏訪湖祭湖上花火大会 | ★★★★★★ |
姫菊、Kiss of Fire。小口煙火ショー。大迫力で音は凄いが、花火内容が古い。
前半の競技はともかく後半のワイドは規模が違うだけで全部同じに見える。
有料自由席は券を持っていても早く行かないと見られない可能性がある。
理由は、敷物を大きく広げて寝転んでる奴が多数居るため。
慶事協賛券(別にお祝いごとがなくても申し込める。たとえば「世界平和祈願」とかでもいい)が
一番安心だが高い。 帰りの電車のマナーが悪すぎて苦痛。 |
三国花火大会 | ★★★★★★ |
伊那火工堀内煙火店による二尺玉が素晴らしい。進行アナウンスが特徴的。
エレクトーン生演奏で花火とコラボする。全体的な物量はそれほどでもない。 2010年に初観覧だったがミュージックスターマインは明らかに手抜きだった。 伊勢のクオリティで見られると思っていたら思い切り裏切られた。 これ以来、堀内煙火店は競技会以外ではあからさまに手を抜くことがあるんだと 意識するようになった。 帰りの電車待ちが苦痛。人数の割に本数がとても少ない。 |
敦賀とうろう流しと大花火大会 | ★★★★★★★ |
ワイド打ちが基本、物量感が相当あり質もなかなか。2尺玉も数発上がる。
ワイドスターマイン以外にも、メッセージ花火、芸術玉コーナー、水上スターマイン、と盛り沢山。
プログラムは6部程度の構成で、全体で一つのストーリーになっていて楽しい。
業者は3〜4社のコンペで1社選ぶとのこと。2015、2016年はイケブン、2017年は国友が担当。
そのため花火のクオリティは年によって異なる。
全編音楽付きだがスピーカーの質が低いのが残念。
有料席にのみわずかな高品質スピーカーが設置されているので有料席かその周辺がオススメ。 花火開始前のとうろう流しが幻想的で素敵。 ただ潮の満ち引きのめぐり合わせが悪いとほとんどの灯籠が浜に打ち上げられてしまうことがある。 花火会場は敦賀駅から遠いが、無料の往復シャトルバスの運行が素晴らしく、ばんばん客を捌いていく。 2012年がイマイチな内容だったためしばらく見ていない。 |
焼津海上花火大会 | ★★★★ | メインがイケブン、その他に参加業者がいたか覚えていない。イケブン単独のような気がする。 小さめのミュージックスターマインと2尺玉が見所。 |
袋井遠州の花火 | ★★★★★★★★ |
豊田と似た大会。袋井を先に見た人は豊田を「袋井と似た大会」と思うらしい。
見所は磯谷煙火店のメロディ花火(豊田と並んで最大規模)と
紅屋青木煙火店のフィナーレ、ジャンボワイドスターマイン。
大会後半は競技大会になっていて、有力煙火店が多数参加している。 難点は最大8号ということ、ワイドの打ち上げ幅が取れないこと。 また観覧席が狭く余裕がないことも難点。もっと良い会場があれば、と思う。 それでも素晴らしい大会。 |
田原祭り五町合同花火大会 | ★★★★★★ |
2010年に初観覧。3000発は絶対嘘でしょ?と思える物量感。
単発割物もスターマインも質が良い。手筒も沢山。
磯谷煙火店他、東海地方の有名煙火店が参加している。
メロディ花火も披露されたがスピーカーの数が
少ないため音楽はよく聞こえなかった。 プログラム構成が独特で、ここでしか見られない感じ。ただし結構単調。 遠方の人はプログラムの入手が難しいかもしれない。 僕も入手を試みたがホテルの人にコピーを貰うのがやっとで、 公式なものは結局入手できなかった。 |
蒲郡まつり納涼花火大会 | ★★★★★★★ |
大玉にこだわる方針らしく、2014年の記念大会は3尺玉4発(例年は3発)、尺玉100発以上という物量。
参加業者は複数?、加藤煙火メイン。割物の質はムラがある。
ミュージックスターマインはなかなかのもの。 2014年以降、高品質スピーカーが設置され、ようやくミュージックスターマインを楽しむ環境が整った。 残念なのは花火が始まっても協賛席内の照明が点きっぱなしなこと。 明るすぎるので、少しでも暗くしてほしい。完全に消せないにしても。 また豊田と日程が被ることが多く、とても残念。地理的にも近くてどちらもハイレベル大会なのに 日程被るなんて。なんとかなりませんか。 |
豊田おいでんまつり花火大会 | ★★★★★★★★ |
残念なことに2019年は尺玉の打ち上げをやめるようです。10号と8号の差は大きいと思うのですが… 最高に完成度が高く、内容が濃い花火大会。 尺の数はそれほどでもないが、花火の種類が豊富かつ質も極めて高く、競技会に劣らない。 プログラムの練られ方が半端無く、2時間弱があっという間。 全国の納涼花火大会のお手本となるべき存在。 注目すべきプログラムは以下。
堤防の内側と外側では世界が違うので有料席は絶対に買うべき。 チケットの入手は堤防上(主に撮影者向け)を除けば容易。 |
名古屋みなと祭 | ★★★★ | 磯谷煙火店による良質な花火。 進行を含め高演出系だが、物量的に厳しく、貧弱な印象。 フィナーレのメロディ花火は楽曲がツギハギすぎてあまり好きじゃない。 |
長良川中日花火大会 | ★★★★★ | 30000発だが小玉中心。最大4号。磯谷煙火店のメロディ花火以外に特に見所はない。 打ち上げ方に節操がない。 |
桑名水郷花火大会 | ★★★★★★★ |
二尺玉の数と質が日本一。NTN提供の「超特大仕掛け」が一番の目玉。
第一部が二尺玉数発入りワイドスターマイン、
第二部が二尺玉数発入りミュージックワイドスターマイン、
第三部が二尺玉数発入り特大ワイドスターマインという巨大プログラム。
二尺玉は全て伊那火工堀内煙火店による最先端の創造的な玉。
日程的にハイシーズン前半の開催となるため、まずここで堀内煙火店の最新二尺玉を見ることができる。
ただし、ミュージックスターマインはあるが音響があまり良くなく、
スピーカーが拡声器型で低品質かつ数も少ないため、大いに不満がある。 以前はNTNとフィナーレ以外のほとんどのプログラムは質が低く退屈だったが、 2017年に大きく進化し、NTNが始まるまでの前半部分のプログラムがかなり良くなった。 特に中部コーポレーション提供のワイドスターマインが素晴らしく、もちろんNTNほどではないが、 そこそこの花火大会のフィナーレを飾れるほどの内容。他にも2尺玉を含むプログラムがある。 しかし追悼花火より後の花火は退屈なまま。そこだけが気になる。 |
伊勢神宮奉納全国花火大会 | ★★★★★★ |
3大競技会の一つ。物量少なめ。
スターマイン競技は10社と少なく、またレベルはさほど高くない。
しかし上位陣のスターマインは素晴らしく、特に堀内煙火店・アルプス煙火の作品には毎回感動させられる。
マルゴーもいい。またフィナーレのスターマインの寂び感が伊勢っぽくて良い。 残念なのは有料観覧席から花火が遠いこと。いい席に当たればマシだが そうでなければ有料席からでさえ遠花火になってしまう。 チケットが無ければ遠花火過ぎて悲しくなるので絶対にチケットは買うべき。 場所にこだわらなければチケットの入手自体は容易。宿の確保のほうが難しい。 |
熊野大花火 | ★★★★★ |
鬼ヶ城・三尺目的なら。ただしこの2つは放揚場所が離れているので注意。
全体的に花火内容が古い。昭和的というか、ある種の古臭さを楽しめる人はいいかもしれない。
なお、ここのワイド打ちと称するものは同時にワイドに打たない。
どういうことかというと、ワイド設置された複数の打ち上げ台があるのだが
それらを同時には使わず端から1個1個順番に使う。同時には1箇所からしか花火が揚がらない。
こういうのは普通ワイドとは言わない。 アルプス煙火が入っていた時代は凄かったらしいが、その時代のことはよく知らない。 慰霊・供養の花火がベースらしいので、あまり質の高い花火を求めるのも違うかもしれない。 |
高宮納涼花火大会 | ★★ | よくあるローカル花火大会。最大4号。 割物とスターマインを交互に上げる。 |
長浜・北びわ湖大花火大会 | ★★★★ | 内容的に悪くはないが、ロケーションの問題もあり小玉中心。 大会自体消滅してしまったがすぐに復活した様子。 |
びわ湖大花火大会 | ★★★★★★ |
国友銃砲火薬店(打ち上げ専門)。と聞いて想像する通りの花火内容。金銀フィナーレ。
湖上の2箇所の打ち上げ台は思ったよりも離れている。よって2箇所を駆使したワイド感はあまり無い。
左の打ち上げ台の前で見たため、右の遠くの方で別の花火大会をやっているように思えた。 その後、2箇所の打ち上げ台の間に小さな打ち上げ台がいくつか追加され、 高度な演出ができるようになったようです。 |
若草山焼き | ★★★ |
短時間だが内容的にはなかなか。
花火だけだとそれほどでもないが
山焼きも含めれば結構楽しめる。 「若草山山焼き」ではなく「若草山焼き」。 若干の違和感を感じなくもない。 |
なにわ淀川花火大会 | ★★★★★★ |
国友銃砲火薬店(打ち上げ専門)。他にも参加業者がいることがあるが年によって異なる。
それなりにメジャーな大会の中では自宅から一番近いので昔は毎年見ていた。
典型的な軽薄な都市型花火大会。オープニングとフィナーレ以外、
特にシンクロするわけでもないBGM(主にJPOP)がかかっていて安っぽい。
シンクロしてるわけでないので花火(スターマイン)が先に終わって曲が余るという展開を何度も何度も繰り返す。
風情とか余韻を楽しむ、といった要素はこの大会には無い。
打ち上げ方は派手一辺倒、扇打ちと水上スターマインが見所。 しばらくは最大8号だったが2015年、17年ぶりに尺玉が復活した。 が、関連性のない小玉もごちゃまぜにして適当に揚げていた。 基本的に主催者も業者も花火に対する情熱が無いのだろう。 ゴミの量がPLに次いで多い。ゴミだらけ。残念。 |
PL花火芸術 | ★★★★★★ |
花火内容以前にまずまともに見られる場所が無い(信者除く)。
無料エリアは木と金網と電線だらけ。 ゴミの量がハイパーMAX。なんでこんなにゴミだらけなのか。 南大阪のマナーの悪さここに極まる。 |
吉野川祭り納涼花火大会 | ★★★ | 最大8号だが小玉中心。レーザー多用で軟派。 帰りの電車の本数がとても少なく、また終電の時間も早いので電車で行く人は要注意。 |
宝塚観光花火大会 | ★ | 近所のローカル大会。特に見るべきものはない。 |
西宮花火大会 | ★★ | 阪神大震災の年から開催されていなかった花火大会ですが、2018年に復活しました。 内容はローカル花火大会そのものですが、頑張っていました。 |
芦屋サマーカーニバル | ★ | 丸玉屋。最大4号、メインは2〜3号玉。昔はローカルな良大会だった。 丸玉屋になる前は10号を揚げていたこともある。今は見る影もない。 |
みなとこうべ海上花火大会 | ★★★★★ | 2018年、尺玉を150発も上げるというので10年以上ぶりに観覧。 全体としては蒲郡を少し小さくして、キレを無くしたような感じ。三尺もミュージックスターマインもないけども。 ローカル大会として見ればかなり良い内容、しかしメジャー大会として見ると物足りない。 都会の花火大会の割に真面目な内容で、音楽の垂れ流しもなく、プログラム構成も悪くない。 近いなら見に行って全然損は無い。有料席の設定に問題があって、自由席しかないので いい席を取ろうと思うと並ぶ必要があり、かつ炎天下の中で数時間待つことになる。 |
相生ペーロン祭り前夜祭 | ★★ |
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やつしろ全国花火競技大会 | ★★★★★★★ | 良質な競技会。スターマインは九州の煙火店中心。 一番の目玉は紅屋青木煙火店のミュージックワイド。 選曲が特殊、ダークな曲が使われたりして独特の世界観を構築。 |
まとめるとこうなりました。あんまり違和感ないかも。
この基準で行くと世の中の花火大会のほとんどは星5以下になると思いますが
有名大会ばかり見に行くのでこんな感じになりました。
コメントには色々書いていますが星8以上のものは見に行って損したということはまずないでしょう。
星7もかなり良い花火大会です。星6の大会は長所短所ありますが、なかなか魅力のある大会です。
是非一度見に行ってみてはいかがでしょうか。泊まりがけで花火を観に行くのもよいものです。
オススメ度 | 大会名 |
---|---|
★★★★★★★★★★ | 赤川 |
★★★★★★★★★ | 長岡 長野えびす講 |
★★★★★★★★ | 大曲 柏崎 神明 袋井 豊田 |
★★★★★★★ | 男鹿 常総 蒲郡 桑名 敦賀 八代 |
★★★★★★ | 酒田 藤岡 古河 小千谷 諏訪湖湖上祭 三国 田原 伊勢 びわ湖(大津) 淀川 PL |
★★★★★ | 北上 石巻 長良川中日 熊野 神戸 |
★★★★ | 焼津 北びわ湖(長浜) 名古屋港 |
★★★ | 新潟 風まつり 吉野川 若草山 |
★★ | 高宮 相生 西宮 苗場 |
★ | 宝塚 芦屋 |