花火動画帳

良い映像を撮りたいと色々考えてますが、なかなか満足のいくものは撮れません。

撮影方針

撮影マナーについて思うこと

なにやら最近問題を起こす人がいるようだ。昔書いてたことだけどもう一度書こう。

花火ファンが撮った写真や動画なんて大した価値はない。花火はあくまでも肉眼で見て価値のあるものである。 撮影するために花火を上げているわけではない。撮影者は、 撮影させていただいてるという謙虚な気持ちを忘れるべきでない。

使用機器

2006

カメラSANYO Xacti C4
その他kingのミニ三脚 x 1
メモ とにかくカメラってものを買うのが初めてだったので何もかもが試行錯誤。 今になって当時の動画を振り返ると、とんでもない方向にカメラを向けていたりと失敗が多い。 Xactiは安価・携帯性で選んだけど画質はかなり悪かった。 しかもシーズン序盤はメモリをケチって最高画質で記録しなかったのが悔やまれる。 この頃はまだyoutubeはマイナーな存在で、Webで花火動画を見るとなると華火さんのサイトや 「花火はどうでしょうリターンズ」とかだった。 そういったサイトで公開されている動画に比べて 自分の動画の画質があまりにも悪い事にショックを受けていた。

2007

カメラSANYO Xacti HD1A + 純正ワイコン
外部マイクAudioTechnica AT822
その他kingのミニ三脚 x 2(カメラ用、マイク用)
メモ HD1Aを購入し、画質には満足。特に青の発色がとても良い。 しかし夏の夜の撮影では気温が高すぎるのか、しょっちゅうハングアップする。 撮影しているとカメラの側面がかなり熱くなってくるので放熱設計のミス? Webで情報をあさってみると、どうやら最高画質での連 続撮影時にハングアップする事例がチラホラあるらしい。 電池を頻繁に入れ替えるとハングアップしないことを発見したが、落ち着いて撮影できない。
この年から撮影は全て最高画質(最高ビットレート)に。

2008

カメラHD1000 + ワイコンRaynox HD-3032PRO
外部マイクAudioTechnica AT822
その他kingのミニ三脚 x 2
メモ HD1Aハングアップの問題もあり、 かつXactiもフルHDになったということでHD1000を買ったけど 画質の悪さ、特に発色の悪さとすぐに白飛びすることにガッカリ。 またこのカメラは感度・絞りオートだと明るい場面を必要以上に暗くする傾向があってそれもショック。 特に豊田のメロディ花火の光の宝石連打部分や五基同時打ちの明るさを完全に殺してしまい、 かなりショックだった。
売りの「フルHD」もレンズがダメなのかビットレートが足りてないのか、寝ぼけた映像で期待はずれでした。 花火シーズン後にHD1000はヤフオクで売却。 やっぱ三洋は2流なのかな。デジカメの開発では実績あるはずなのに。 絵作りってものを強烈に意識させられた。
あまりにもショックだったので諏訪湖サマーナイトファイヤーフェスティバルだけ VictorのEverio GZ-HD7で撮ってみた。 でも携帯性・画質・エンコード方式が満足いくものでなく結局売り払ってしまった。 とはいえ画質はHD1000よりは良かったですが。

2009-2010

カメラSANYO Xacti HD1A + 純正ワイコン or Raynox HD-3032PRO (~2009豊田)
Canon HF11 + Raynox HD-3032PRO (2009酒田~)
Panasonic LX3 + 純正ワイコン (2009常総~、サブ)
外部マイクAudioTechnica AT822
ICレコーダーSANYO ICR-PS501RM
その他kingのミニ三脚 x 1 + エツミの小型三脚
メモ 豊田まではHD1Aを使ったけど熱対策をしてもハングアップ問題をクリアできなかったので、 型落ちで安くなっていたCanon HF11を購入。 当然ハングアップなんかしないし解像度も素晴らしいけど 発色ではやはりCCDに分がある。CMOSってやっぱり発色イマイチなのかな。 原理的には問題ないということになってるらしいけども。

あとHF11は画角がダメダメで、かなり広く撮れるワイコンを付けて撮影したけど グンニャリ映像が悲しい。 この頃の民生用ビデオカメラはどれもこれも望遠寄りなので諦めてLX3を購入。 LX3はかなり広角寄りなので樽歪みはかなり少ない。でも周辺部の広角歪みがそれなりにあった。 外部マイクを接続できないことは承知で買ったが、動画と音声を合わせることの 面倒臭さをなめていて、結局サブカメラに。

2011-

カメラCanon HF G10 + MRW-05M(ワイコン)
外部マイクAudioTechnica AT822
その他Slick Pro 240 MINI GM(カメラ用三脚) + オイルフリュード雲台FHD-52Q + kingのマイク用ミニ三脚
メモ やっと落ち着いた。画質・画角とも満足。もう当分カメラに悩まなくて良さそうなほど G10は良いカメラ。高精細だし飛びにくい。明るく撮ることが信条の僕にとって、民生用ではこれ以外のチョイスはない。 若干赤が強くて(HF11もそうだったけどCanon特有?)、 青がイマイチな気もするけど、現実的な発色だと思う。実際の花火の青は弱いから。 Canonから民生4kが発売されるまで多分買い換えないと思う。

その他

Canon以外のメーカーは発色に疑問があるので4kであろうが60pであろうが多分買わないと思う。 今現在Canonのカメラに満足しているし、Youtubeで良いと思った動画はほぼ全てCanonのカメラで 撮影されてることがわかったので。

Sonyは発色が悪くて花火にあまり向いてない気がする。薄い。 Panaは全体的に色が変。Youtubeで見る限り、変に緑っぽかったりする。 なんでこんなことになるのか疑問に思うんだけど、反射光と花火のような直接光(発光体)の 差が原因かもしれない。カメラのレビューサイトとかの色評価でハイスコアを出していてもそれは 反射光のスコアであって、花火の直接光になると全然かわってくるんじゃないかと。 SonyもPanaも昼間の映像はあまり違和感ないし。

スチルカメラでの動画撮影は、興味はあるけど手を出してません(上記LX3は例外だけど)。 理由は、レンズやセンササイズ等スペック的には凄いにもかかわらず、 Youtubeで動画を確認すると、どれもこれも自分の好みの絵ではないってこと。 画面に潤いがなくて乾いた感じの映像になってる気がする。なぜだろう。 なんか現実感が薄くて作り物っぽい感じがする。 ちょうどCCDからCMOSに移行し始めた頃のような映像。 カメラの設定がまずいだけだったり、僕が良い動画を知らないだけだったりする可能性もあるので だれか良い動画あったら教えてください。 しかしどうも動画エンコーディングの技術的問題な気がしなくもない。